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台風17号

9月も終盤というのに、また台風到来です。

いつも思うのが、事前に風水害の発生予測が出ているにも係わらず、なぜ大切な命が失われることになるのか?

被害等に合われた方々は、決して油断をしていたとは思いません。

今までの経験値を遥かに超える状況に遭遇してしまったのかもしれません。

今日のニュース報道の中で、よく耳にする「温暖化による異常気象が多発しています」という言葉がありました。

果たして、長崎の地への影響が具体的にどうなのか気になり、気象庁統計を確認したところ、明らかな数値変化が見られました。

これらの数値より、今後も今までにない気候変化や事象発生の可能性を否定できません。

自然災害は、その影響は甚大です。

日頃から、災害等から身を守る最大限の予防策等を家族で確認・共有・実践しましょう。

 

【ご参考】

気象庁予測数値(https://www.jma-net.go.jp/fukuoka/kaiyo/chikyu/report/leaflet/nagasaki.pdf)

(1)全国平均

・年平均気温は過去100年(偏差による)で1.21℃上昇し、更に今世紀末には気温が3.4~5.4℃上昇。

(2)長崎県

・年平均気温は過去100年(偏差による)で1.63℃上昇し、更に今世紀末には気温が3.5℃上昇。

・平均気温:長崎市(20世紀末)17.0℃→(今世紀末)21.0℃

・平均気温:佐世保市(20世紀末)16.7℃→(今世紀末)21.0℃

・猛暑日:長崎市(20世紀末)1.6日→(今世紀末)34日

・猛暑日:佐世保市(20世紀末)2.1日→(今世紀末)35日

上記により、以下のような影響懸念が示されています。

※ 熱中症のリスク増大懸念。

※ 今世紀末には大雨の回数が約2倍、雨の降らない日も増加。

※ 洪水、浸水、土砂災害などの自然災害リスクの増大と水不足のリスク増大が懸念されています。

以上