スタッフブログ

「終活」について

建物の売却や解体のご相談に際しては、「そろそろ整理をしておかないとね」とか「後々、面倒をかけたくないから」等々のご判断理由を伺います。

最近も転居のご相談を承りながら、過去に私自身、ある施設で行われていた「終活について」の講習会に参加させて頂いた時のことを思い出しました。当時はまだ「終活」という言葉も耳に新しく、「エンディングノート」についても認識ありませんでした。

講師の方より、急速に進む少子高齢化社会では、ご自身の後々の整理はご自身でするべき時代になってきており、「終活」が必要である旨の話がございました。

※ 終活(しゅうかつ)とは「人生の終わりのための活動」、自らの死を意識して、人生の最期を迎えるための様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉とされています。

 

私自身、以前は「日本人は平均寿命が長いからまだまだ大丈夫」、と他人事の様に油断しておりました。

※ 日本人の平均寿命:女性87.32歳(世界2位)、男性81.25歳(同3位)…2019.7.30簡易生命表

これまでも、万が一といった場面に遭遇することが全く無かったわけでは無く、その都度「予測しないことも起こる可能性がある。生じた場合にどうするのか」と自分に言い聞かせるのですが、いつの間にか忘れていたように思えます。

しかしながら、私事今般事業を開始した時点から就業環境等が大幅に変化しましたので、職業柄当然にライフプランの見直しを行いました。

今後の収支予想やイベントの整理、収支過不足発生時の対応策、現有する又は今後変動予定の不動産や保険・預貯金等の資産内容の見直し等々行いました。

その中で「自身に万が一が生じたとき」に、資産の処理や葬儀、お墓に至るまで整理し直しました。万が一は勿論避けたいのですが、こればかりは予測のしようがありません。

いつ何時に備える保険と同じようなものと捉えて、「終活」を意識されてはいかがでしょうか。

 ※ この「万が一が生じたとき」に有用な手段が「エンディングノート」です。

別途、情報欄へエンディングノートについて記述しました。ご参考にしていただければ幸いです。