住宅メーカー別耐震基準と保証比較

住宅メーカー別耐震等級と保証期間の比較

1. 注文先

注文住宅を建てる方法は主に以下の選択が考えられます。

大きなお買い物です。後々に後悔の無いよう、各々の特徴を十分理解した上で選定しましょう。

住宅メーカーで建てる

工務店で建てる

建築会社（設計事務所）に依頼する

 

1. 住宅メーカーのメリットとデメリット

＋倒産のリスク僅少＝長期の補償・アフターフォローが期待される。

＋展示場設置が多く、イメージし易い。

＋豊富な実績やプランを保有し、資金計画等トータル的な対応力を有する。

＋工期が短い3～5カ月：工務店等は半年もあり得る。

＋品質が安定＝天候や職人の腕による影響を受けない。

▲規格化された住宅となるので、デザインや間取りの自由度は低い。

▲建築費用が割高。

 

1. 耐震性基準

耐震等級	比較	許容等
耐震等級1	建築基準法で定めている耐震性	（※１）
耐震等級2	耐震等級1の1.25倍	長期優良住宅の条件（※２）
耐震等級3	耐震等級1の1.5倍

※１

倒壊：極めて稀に発生する地震（震度６強から７程度）に対して倒壊、崩壊しない。

損傷：稀に発生するの地震による力（震度５強程度）に対して損傷を生じない。

※２　住宅ローン控除や不動産取得税、登録免許税、固定資産税などが優遇されます。

※３　建築基準法改正（1981年）後の住宅は新しい耐震基準（1以上）をクリアしています。

 

４、主要住宅メーカー特徴等の比較

メーカー名	‘18売上 （億円）	販売実績 （戸）	坪単価 （万円）	耐震 等級	初期 保証	最長 保証
積水ハウス	21,593	47,415	約70~80	軽鉄骨3	20年	50年
大和ハウス	37,959	51,641	約55~80	軽鉄骨3	20年	50年
旭化成ホームズ	5,883	17,130	約70~80	重鉄骨3	30年	60年
住友不動産	9,484	1,700	約50~70	木軸組3	10年	20年
住友林業	4,492	7,864	約80~90	木軸組3	10年	30年
セキスイハイム	3,711	47,415	約65~75	軽鉄骨3	20年	60年
タマホーム	1,570	289,380	約40~60	木軸組3	10年	30年
パナソニックホームズ	3,596	6,300	約70~80	軽鉄骨3	20年	60年
ミサワホーム	3,885	10,640	約60~75	木パネ2	30年	60年
三井ホーム	2,601	3,699	約75~90	木パネ3	10年	30年
アイフルホーム	276	5,077	約40~55	木軸組3相当	10年	20年
クレバリーホーム	40	1,800	約30~60	仕様別	10年	20年
スウェーデンハウス	353	1,700	約60~80	木パネ2	10年	50年
セルコホーム	142	180	約50~70	木パネ3	10年	20年
ヤマダ・エスバイエルホーム	457	1,000	約55~65	木パネ3	10年	永年
ユニバーサルホーム	58	1,923	約40~55	木軸組3相当	10年	20年
一条工務店	3,440	12,495	約50~80	木パネ3	10年	30年

※ご注意　各メーカー毎の仕様・種類等により耐震等級等が異なる場合があります。

令和1年9月10日作成