今世紀末は平均気温+4度

気象庁の長期予測によると、今世紀末における長崎市の年間平均気温は約4℃の上昇が予想されています。

前世紀の長崎市約1.63℃の上昇と比較すると、上昇のスピードは著しく速度を増しています。

猛暑日も同様に大きく増加し、今世紀末には大雨の回数が約2倍、雨の降らない日も増加することが予想されております。

これに伴い、気象庁では、今後洪水、浸水、土砂災害などの自然災害リスクの増大と水不足のリスク増大懸念を指摘しています。

・平均気温

長崎市 (20世紀末)17.0℃ → (今世紀末)21.0℃

佐世保市(20世紀末)16.7℃ → (今世紀末)21.0℃

・猛暑日

長崎市 (20世紀末)1.6日 → (今世紀末)34日

佐世保市(20世紀末)2.1日 → (今世紀末)35日

 

昨今、地球温暖化への世界的対応が大きな課題として取り上げられておますが、決してどこかの話ではありません。

この状況が、今後私たちの生活、子供たちの世代にどのような影響をもたらすのか非常に心配です。

現在行われている温暖化サミットでの強国の対応は足並みが揃わず、非常に憂慮するものがあります。

私自身、小さなことではありますが、光熱費等の無用の消費やゴミを出さない工夫など、日常の出来ることをおざなりにしない様、注意していきたいと思いました。